まいど、くだらないことを話すのですが。
孤独と音響的宇宙。
すべては「婚活」のために、
「今夜、部屋空いてますか?」と
銀縁の眼鏡をかけて、
黒のスーツを着た、
ちょっといけない妄想を膨らましたくなる
微笑みを浮かべたフロントの女性に尋ね、
喫煙ができる「611号室」をとる。
「有頂天」だろうが、
「いるか」だろうが、「ビジネス」だろうが、
もちろん「ラブ」だろうが、
ホテルと名のつく所はいい。
きちんとベッドメイキングされた、
必要最低限のものの空間と、
孤独感をあおる間接照明、
その、非日常感がたまらない。
しばらくTVを観て、
次ぎにバスタブにお湯を溜め、
ゆっくり風呂につかる。
風呂から上がって、煙草を吸い、
またしばらくTVを観て、
腹が減ったので、街に出る。
本の街のS書店へ閉店間際に滑り込む。
正月からずっと探していた、
川本三郎さん「銀幕の東京 映画でよみがえる昭和」
(中公新書 1477)をあっさり発見、購入する。
そう、東の都はこういう街なのだ。
ホテルに戻って、
ビーフジャーキーをつまみに、
ビール3本を飲み干す。
TVのリモコンを手に取って、
有料アダルト・チャンネルを選んで、音量を下げる。
TVの中で女の子は苦しそうに喘いでいるが、
そのまま壁紙のようにつけっぱなしにして、
深い眠りについた。
つづく。
お時間です。
前回のYouTubeコーナーでは、
あまりに松本-細野メロディに夢中になるあまり、
とうとう別れ歌を載せてしまった。
(基本ルールは結婚&恋歌だった)
しりとりで夢中になるあまり、
「ウルトラマン!」って「ん」を言ってしまい、
ゲームを終わらせてしまった子供のようだ。
井上陽水:リバーサイドホテル
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