マクロビオティック。
すべては「婚活」のために、
ほんとはやらなくてはいけないというか、
やっておいた方が身のためという作業から逃げる感じで、
「本と雑誌とCDの整理・最終章 3」を始めてしまう。
自分の諸資産/諸負債は、本と雑誌とCDのみじゃなく、
「レコード」という代物があることを思い出し、
当座の生活費の足しにでもなるだろうと、
懐かしやAcid Jazzや、Hip Hopやテクノの12inch、
CDでも聴けそうなやつとか、悩む前に箱に詰める。
駅前の中古屋に運ぶこと、約80枚ほど。
引き取り拒否が半分くらいあるものの、締めて10000円なり。
本なんかより、ずっといい。

特集:映画とごはん
物語の背景には、食がある。ということで、
“食と家族”の見る、日本映画史では、
1950年代「変わりゆく食卓」で
「めし」「東京物語」
1960〜70年代「崩壊に向かう食卓」で
「砂の女」「男はつらいよ」
1980〜90年代で「迷走する食卓」で
「家族ゲーム」「スーパーの女」
2000年代では「空中庭園」「歩いても歩いても」
「トウキョウソナタ」の各シーンが挙げられている。
映画の宣伝も兼ねてか、
大森美香さん監督「プール」の
主演:小林聡美さん、加瀬亮さん、伽奈さん、もたいまさこさんらが表紙に。
また、今上映中の堺雅人さん主演の「南極料理人」についても。
いちばんグッと来たのは、
「小津安二郎のグルメ手帖」と題されたページで、
台詞や映画にでてくる食事や、
小津安二郎さんがご贔屓にしていた
とんかつ屋「蓬萊屋」や鳥すきやきの「ぼたん」、
うなぎや「竹葉亭」、お菓子の「梅花亭」が紹介されている。
どこも美味しそう。腹減った。
「毎日が楽しくなる、老舗の台所道具」も
こういう視点を持てて、道具を使えると面白いだろう。
115年の歴史を持つ竹虎さんの「ざる」や、
84年のル・クルーゼの「鍋」とか美しく見える。
なんとなく。

小津安二郎さん監督「お茶漬の味」をDVDで見返すことに。
佐分利信さんのような男になりたい。
「夫婦はこのお茶漬の味なんだよ。」とかいって、
多少なりとも納得してくれる女性と暮らしたい。
とんかつ=こんかつ。
お時間です。
小津安二郎:『秋刀魚の味』予告編
もう、秋だねぇ。
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