2009年8月6日木曜日

ほら、例の、グッとくるやつ。

まいど、くだらないことを話すのですが。

何も食えなくて・・・夏。

すべては「婚活」のために、
独りで海なんか逝ったからなのか、
これからどこへ向かったらいいんだろう?とか
考え出してしまって、
確かな答えが見つからないまま、
山田宏一さん・和田誠さんから
ヒッチコックに進路を取れ」と教えられる。


←いい表紙。
 とても、かわいい。






この数日間「嘔吐」を
サルトルさんなみに、繰り返している。
その原因、または答えさえも、
ストレスなのかなんなのか分らないまま、
そのことを商談時に相手の女の子に話すと、
「恋煩いですか?」という返事。
その時、僕は即座に言わなくてもいい
軽口の2つ3つをたれ流して
その場をごまかしたんだけど、
本当はその子をぎゅーっと抱きしめてしまいたかった。

それは、あつさのせい。
もしくは、夏のせいかしら?

そんなフィクション&エモーションな中、
この数日楽しみに鑑賞していたのが、
NHK教育テレビの夜8時からの、
ETV50 もう一度観たい教育テレビ 若い広場&YOU」のシリーズ。

8/3は「若い広場 矢沢永吉からのメッセージ
(1980年2月3日放送回)
自分とは違うベクトルだと感じつつも、
何か気になってしまう、矢沢永吉さんの言葉は
とても刺激的で、共通点さえも見えたような気もする。

8/4は「若い広場 オフコースの世界
(1982年3月21日放送回)
アルバム作成の過程を追うドキュメントで、
バンドが曲を作っていく様がほんと興味深い。
スティーリー・ダンさんっぽい、AORぜんとした曲、
哀しいくらい」の歌詞が歌いながら変えられる
とても貴重な映像だった。
「悲しい」とは違う、「哀しい」
という文字があることを初めて知ったことや、
オフコース・特に小田和正さんのことを話すと
泣いてしまう女の子がいて、
初めて「夢中になる」ってこういうことなのかと
思春期の頃、感じたことを、
不意に、まったく不意に想い出す。

そして、一番楽しみにしてたのは今日で
YOU 誰でもミュージシャン パートII YMOの音楽講座
(1983年6月11日放送回)
ネット上とか断片的に観てたものが、
全て観れることにただ感激。
オフコースさんとはまた違う、
3人での曲作りの過程も面白い。
坂本龍一さんが言う、
いろんな自分がいて、
人との関係性の中で自分が作りだす音の話も面白いし、
「YMOの曲作りは、いわばグラフィックデザイン」ってのも、
今の自分を形成しているものが何かを知る、
いい言葉のような気がした。

坂本龍一:NHK教育「YOU」オープニング

ちなみに明日は「YOU RCふたたび
(1983年8月27日放送回)だ。もちろん録画予約済。

そんな、80年代も通ってきた雑誌
STUDIO VOICE」が今号で休刊に。
特集:どこよりも早い ゼロ年代ソウカツ!
確かに早すぎる。
全くもって読みにくい雑誌のなのだが、
特集によっては、歴史価値ある編集に。
「ゴダール特集」は今でも持ってます。










お時間です。

夏木マリ:夏のせいかしら
作詞:安井かずみ 作曲:馬飼野康ニ

0 件のコメント:

コメントを投稿