2009年9月28日月曜日

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
日曜日の夜は、
何の熱に浮かされたか、
何で必死なのかわからないまま、
車を走らせ、JCTの街まで高速で向かう。
遠い日の花火を追いかけたのか、
罪と罰ゲームなのか、
未だにわからない。
けど、楽しかったのは確かな事実。

そんな気にもなったのは、
是枝裕和さん監督
空気人形」を鑑賞したせいとすれば、
なんとなく、おとぎ話くらいにはなるだろか?
主演:ペ・ドゥナさん ARATAさん 板尾創路さん。

古びたアパートで持ち主と暮らす空気人形(ラブ・ドール)は、
ある朝、本来は持ってはいけない「心」を持ってしまう。
そのことで起こる、とても哀しく切ない
ラブファンタジーと、コピペ編集。
都会に生きる人々の、心の空虚感や、
誰もがからっぽな「代用品」という言葉がほんと切なく、少し涙。
ARATAさんが、ペ・ドゥナさん扮する空気人形に、
息を吹き込むシーンは、
すごくエロティックで、めちゃめちゃ美しい。
また、吉野弘さんの「生命は」という詩がでてくるが、
これまたいい。
これも、観た人の感想が聴きたい。

「できれば、音楽的なものを」と
お土産をおねだりするのも変な話だが、
ハワイへと旅行に行かれた方から、
IZRAEL KAMAKAWIWO'OLEさん
(ちなみに、イズラエル・カマカヴィヴォオレさんと読む)のCD
FACING FUTURE」をいただく。
ジャケットのインパクトある写真に驚いたが、
ハワイアンはほとんど聴いたことがないので、
とても新鮮で、やっぱり和みます。
カバーの「Take Me Home Country Road」とか、
Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World」は聴きやすいです。
ウクレレの音はとても好きで、
一応自分でも安い物を持っているのだが、
弾けるのは加山雄三さん
『お嫁においで』(!!) のみという、ザ・婚活地獄的オチ。
Wikiを読んでびっくりしたのは、
山下達郎さんのラジオで、
ハワイ出身の力士、曙・武蔵丸・小錦を歌い込んだ
Tengoku Kara Kaminari」 を聴いたことがあるのを思い出す。

あらためて、ありがとうございます。

お時間です。

加山雄三:お嫁においで

2009年9月26日土曜日

鴨と羊をめぐる冒険。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
鴨川を渡り西へ西へと、
上方落語の「愛宕山」であれば、
二条のお城を後目に殺し、
やかましゅう言うてやってまいります、
その道中の陽気なことと、
野掛けでもするのだろうが、
川を渡ってすぐ、車を置いて
そこは、ぶらぶらとひとり街角。
旅してゴメン。

Meets Regional 別冊
KYOTO STREET BOOK 通りを楽しむ、京都街本
(京阪神エルマガジン社)を参考に、
いつもとはなるべく違う行動をしようとするが、
ガイドブック片手にではなんなので、
参考にするのはやめて、
気の向くまま歩く、歩く。



久しぶりに、寺町通りの三月書房をのぞくが、
その向かいの、西洋民芸の店 グランピエ丁子屋さんが気になる。
アジアの雑貨が中心に所狭しと置かれ、
その雰囲気と、なぜかお茶まで出していただいたので、
パキスタン製?のさっぱり読めないウルドゥー語と
トラがプリントされたエコバックにもなろうかという袋と
インドの鈴がいい音だったので購入。

鴨川沿いや、先斗町を木屋町通りにぬける路地など
まったく適当に歩きまくる。

文章にするのもなんなので、
以下、またブログらしく携帯写真でお楽しみください。

↓先斗町いいですね。一度飲み明かしたいです。













↓まぶしい風俗店、1・2・3でKnock Downです。











                      ↑おなじみ四条あたり鴨川風景。














↑この入り口のメニューをみてラム・カレーライスを食す。
600円なり。ビールもいただく。2時間後に○○運転。
隣は、喫茶ソワレさん。
オリジナル店舗カードがかわいい。
東郷青児さんの絵入りグラスで水いただく。


お時間です。

The Beatles:Lucy in the Sky with Diamonds
まだまだ、ビートルズさん熱、治まらず。



それでもしつこに。
↓だんだん、買いたくなぁるぅ〜。

2009年9月24日木曜日

社会と、現実と何の関係もない言葉。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
ずっと、北の古都か京の都か
どちらへ赴こうか悩み続けて、
ぼやぼやと過ごしたシルバーウィーク。

あれだけ売り切れが続いていて
いつ入荷するかわからないといわれた、
Electronic Toll Collection Systemにまつわる、エトセトラ。
シルバーウィークが終わる前日に
「即日取り付け可能!」などと
カー用品屋でのぼりを見つけ愕然とする。
カニ食べにも、はにかんでも、
割り切っても逝けない。

でもそこは、無計画人生。
ほんとのことが知りたくて、
また、嘘っぱちの中旅に出る。
目指したのは、京の都。
まず向かったのが、相変わらず本屋というていたらく。
恵文社一乗寺店さんと、ガケ書房さん。

恵文社一乗寺店さんでは、
今回の旅の目的である、
Corporate Diversity:
Swiss Graphic Design and Advertising
by Geigy 1940 - 1970
」(Lars Muller Publishers)を購入。
(ネットで購入すれば?という言葉は禁句。)
スイスの製薬会社ガイギーのグラフィック集で、
詳しくはここをみていただければいいのだが、
とにかくかっこいい!の一言。
ある意味、癒し。
Corneliusさん「SENSUOUS」の元ネタ?と思われるデザインもあった。










↓右上ページのものが似て蝶。









あと、向田邦子さん「眠る盃」(講談社文庫)も購入。
水羊羹に似合う音楽は、
ミリー・ヴァーノンの『Spring is here』
と書かれたエッセイ「水羊羹」収録。
読んでみないと分らなかったのは、
水羊羹にはクラシックなら
「ベロフの弾くドビュッシーのエスタンプ「版画」」
というのが今度は気になる。


恵文社一乗寺店内のギャラリーアンフェールでは、
文房具を中心に独自の視点で
様々なアイテムを開拓している水縞さんの
「水縞文具月間 ’09 秋」が開催されていて、
かわいらしい文房具らに無条件降伏。
ブックカバーらを購入。

ガケ書房さんへ移動して、
あまり散財できない中、
小沢健二さん「企業的な社会、セラピー的な社会」を購入。
そう、あのオザケンですよ。
子どもと昔話」に連載中の「うさぎ!」が
まとまる日を楽しみにしてます。

鴨川を渡って西へ・・・

つづきはまた後日。


お時間です。

Cornelius - Sensuous


密やかに。
↓だんだん、買いたくなぁるぅ〜。

2009年9月20日日曜日

本日天気晴朗なれど、波高し。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
やはり、ダラダラとしたシルバーウィークが始まり、
ほろ苦い休日を象徴するかのごとく、
小津安二郎さん監督
秋刀魚の味」をDVDで再鑑賞。
岩下志麻さんの若かりし姿も好きなのだけど、
いつも岡田茉莉子さん演じる女性に、
恋をしてしまう。
ああいう女性と暮らしたい。

小津さんの映画では、登場するサラリーマンとかおやじたちは
とにかく上手そうにお酒やビールをいただいている。
笠智衆さんや、中村伸郎さん、北竜二さん、
この映画では登場しないが、憧れの佐分利信さんしかり。
おかげで、またも昼間っからビールをいただく。

マザーフードマガジン
「旬」がまるごと 11月号
さんま」を購入。
巻頭の大橋仁さんが撮られた、
落語家:入船亭扇辰さんの
モノクロ写真がいい。
鈴本演芸場での、おそらく「目黒のさんま」での仕草や、
居酒屋で「さんま」を美味しそうにいただく、
顔つきがなんともいい。


いつものように、「さんま」に関する情報が
たっぷり載っているのだが、
光を駆使してさんまを獲る「棒受網漁船」の構造や
その獲り方のしくみが面白い。
その流通経路も紹介され、
北海道の厚岸町の「大黒さんま」というブランドさんまは
「空飛ぶさんま」として、高級魚並みの高値になるそうだ。

「さんまアイス」なるものは宮城県にあるらしい。
さんまを使った料理もいずれも美味しそう。
「さんま寿司」「すり身汁」・・・・いいねぇ。

基本的な焼きさんまのいただき方も、写真付きで載っている。
骨だけ残して綺麗に魚をいただくのは、確かに気持ちいい。
ドカベンの岩鬼みたいに、さらに骨までいただくと
なんか、カルシウム満点、骨太元気な錯覚に陥る。

トニー・スコットさん監督
サブウェイ123 激突」鑑賞。
1974年の『サブウェイ・パニック』を
リメイクしたサスペンス。
突如何者かにハイジャックされたニューヨークの地下鉄を舞台に、
犯人グループとの身代金交渉を臨場感たっぷりと見せる。
頭の切れる武装グループのリーダーを演じる
ジョン・トラヴォルタさんと、
彼との交渉役を務める地下鉄職員役の
デンゼル・ワシントンさんの頭脳戦も必見! 
逃げ場のない地下鉄内での先の読めない展開に目が離せない。
と、コピペ編集。

久しぶりに何も考えず観ることができる、サスペンス映画。
音楽とカットの仕方が、ザ・サスペンス映画。
無駄にカメラが人の周りを回ったりするが、
ニューヨークの街中を走り回る車やバイクが、
ちょっとした観光気分に。久しぶりに行きたくなる。
とりあえず、「拍手手拍子」。

お時間です。

幸せってなんだっけ?
明石家さんま:真赤なウソ



↓だんだん、買いたくなぁるぅ〜。

2009年9月19日土曜日

この線は、すごい早さで動いている。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
不本意だと感じつつも、
深夜まで会社に残り、
本日の「休日出勤」を少しでも早く終わらせたい一心で作業する。
年に2回のことだから、まだこんなはなれわざが出来る。

この3日くらいは、ブログをしたためようとも
筆が進まなく、酒を入れると途中で音楽を聴きながら寝てしまう。
少し身体が興奮しているくらいが、丁度いい。

このところ、人生には
ご利用は計画的に」なほどの計画性と、
機動戦士ガンダム」的な機動力が必要なのだと思い知る。
迫りくるシルバーウィークの予定は未定。

それと人生には金脈を掘り当てることも必要なようだ。
まぁ、別に徳川埋蔵金とかではないのだけど、
生きる術としての金脈。
例えば、ファンの方には申し訳ないが、
と、あまり思ってないけど、
コブクロさんは「結婚ソング」という金脈を掘り当てたと思うのだが、
それの総本山が、もしかしたら
オノ・ヨーコさんではなかろうか?と、ふと思った。
「ジョン・レノンさん」「イマジン」「LOVE&PEACE」とか
そんな一生暮らしていける金脈。

余談だけど、ジョン・レノンさんは子供を虐待してたらしいという、
嘘か誠かわからない、そんな逸話がなんか好きだ。
それくらいが、丁度いい。
LOVE&PEACEのシンボルとして。

枕にもならなかったが、
YOKO ONO PLASTIC ONO BANDさん
BETWEEN MY HEAD AND THE SKY」を購入。
オノ・ヨーコさんに対して、そんな邪な気持ちがあって、
これまで何も聴いてこなかったが、
ビートルズさんデジタルリマスター再発の波に乗って
聴いてみることに。
参加ミュージシャンとして、小山田圭吾さん(CORNELIUSさん)、
あらきゆうこさん(mi-guさん)、清水ひろたかさんという、
CORNELIUS GROUPが関わっているから聴かない訳にはいかない。
他に、ショーン・レノンさん、チボ・マットの本田ゆかさん。

時に奇声を発しながら歌うそのスタイルに圧倒される。
芸術家としての彼女の凄さもさっぱり知らないので、
何が「ジョン」を狂わせたのかが知りたくなる。
まぁ、少しだけだけど。
ライナーノーツの、点描画が不気味に妖しい。

どうでもいい戯言だけど、
このアルバムは、もしかしたら
「オノ・ヨーコ」という素材を使った
新しいアイドル歌謡なのかもって、
考えたり、考えなかったり。

お時間です。

Yoko Ono Plastic Ono Band:ASK THE ELEPHANT!
Live in Tokyo 2009

2009年9月14日月曜日

アビイ・ロード風に歩こう。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
日曜日の夜、1週間分のワイシャツのアイロンがけをしながら、
NHKさんの歌番組でデビュー曲だった「BODY&SOUL」を歌う、
再結成、または大人になったSPEEDさんを拝見する。
結局、「WHITE LOVE」とこの曲につきるのかなんて、
偉そうに思いながら、
ラップ部分を口ずさむが、
見事、リズムには乗れない。

康本雅子さんに対するメロメロぶりを
某ブログでとりあげていただき、
しかもリンクまで貼っていただき、
ありがたいことです。
リンクをたどってこられた方、ようこそ。
友人か先輩か括りどころがない者ですが、
どうぞご贔屓に。
ついでに、思い込みが激しい、
被害妄想者であることもお伝えします。

康本雅子さんと
やくしまるえつこさんを観るために、
9月26日・27日と那須高原に行きたい
まぁ、無理だけど。

さて。

やっぱり、猫が好き。」と言い切れないが、
鈴木卓爾さん監督「私は猫ストーカー」を鑑賞。
原作:浅生ハルミンさん
主演:星野真里さん
町中で出会った猫を追いかけることが趣味の女の子ハルが、
アルバイト先の古本屋夫婦や
近所に暮らす“猫仙人”ら個性的な人々と出会い、
触れ合う姿をハートウォーミングに描く。とコピペ編集。


時に腹這いになったりして、
猫ストーキングする星野さんの姿がとても自然で、かわいらしい。
猫目線のカメラがとらえる人の姿が新鮮。
舞台になっている、東京:谷中・千駄木・根津あたりの
生活圏との境界があいまいな路地裏が魅力的に映る。

この映画の音響設計をされた菊池信之さんの
sound,another story 谷根千の音のたたずまい」と
題されたCDが売られていて、思わず購入。
撮影地の谷中・根津・千駄木の猫たちをとりまく音が
撮られていて、路地裏を散歩しているよう。
ちょっとした、環境/アンビエント音楽。

原作も浅生ハルミンさんのイラストが
かわいらしく、猫好きにはたまらないはず、
たぶん、きっと。












ビートルズさん熱、高まる。
ABBEY ROAD」も購入。
聴いたつもりでは、いけないね。

お時間です。



矢野顕子 - DAVID

2009年9月13日日曜日

Baby, Won't You Come Out To Play?

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
物憂げな気分に、雨が降り注ぐ土曜日は
もう、何もしたくない。
引き続き、ビートルズさんの「ホワイトアルバム」を
聴き続けたり、
小津安二郎さん監督「麦秋」をDVDで観かえしたり、
ちりとてちん」をDVDで観返して同じ所で泣いたり、
言わば、自分の中の「スタンダード」な物に触れることで
精神を整えようとする、自助的な行動。
大袈裟か?気分は、もう精神病者。
塩昆布をつまみに、ビールをいただく。

「やっぱり、NHKが好き。」
と叫んでしまう程、
偶然観た、「3カット美人」て番組にでてた、
康本雅子さんというダンサー&振付師に
メロメロになった土曜の夕方。

「3カット美人」ていう30分の番組は
今注目を集めている女性にスポットをあて、
わずか3つのカットでその魅力に迫る“映像の冒険“。
8月3日深夜に放送されたものの再放送だったらしい。
これを偶然観て、虜になった。
こんなキュートな女性が縁日でこんな踊りをしてたらヤバい。
ゆかた姿の魅力は、手足の所作で
少しはだけてしまうゆかた生地のライン。
手足が細く長いから、エロティックに感じる。

踊りたい。

お時間です。

ASA-CHANG&巡礼:背中【senaka】asa-chang&junray
Vo.小泉今日子


kyoteizinc (video mix) / omodaka


康本雅子  茶番ですよ

2009年9月12日土曜日

幸せとはぬくもりの残る拳銃、
または、
ピンクのシャンパンの泡。

まいど、くだらないことを話すのですが。

わたしの、
しらない、
わたし。


ふわり しっとり、マシュマロベール
そ れ は 魔 法 の よ う に

すべては「婚活」のために、
と考えつつも、今このブログは、
とても「逃げ場所」としても機能していない。
「秋」という季節はとても好きなのだけど、
黄昏時少し前に、天高く広がる鰯雲なんかを見ると
死にたくなる。
まぁ、この「死にたくなる」って言葉の意味は、
「パラオみたいな南の島へ行きたい」くらいのもの。
ここ何年間はこの時期になると、
簡単に言えば、「情緒不安定」に陥る。
もしくは、「ハートブレイク週間」。

ハートブレイク 【heartbreak】=
悲嘆。断腸の思い。失意。傷心。失恋。

失恋の方がまだマシ。
対象者があることだし、
人の恋話ほど楽しいモノはないと
笑いのネタにもなるんだから。

そんな中と言っては失礼きわまりないが、
2009年9月9日に、ザ・ビートルズさんの
全オリジナル・アルバムのデジタルリマスター盤が発売
された。
そんなにビートルズさんには思い入れはないけど、
選んだのはレコードでしか持ってなかった
通称:ホワイト・アルバムの 「THE BEATLES」。


この物憂げな秋にピッタリ。
って、こんな薦め方もないか。
「Dear Prudence』とか「While My Guitar Gently Weeps」とか
Happiness Is The Warm Gun」とか「Glass Onion」とか
もちろん「Revolution 1」とか「Good Night」もいい。

久しぶりに聴いて、ドゥーワップから影響された
コーラスの付け方とか
その他諸々、僕の音楽的経験上聴こえてなかったものや、
リマスターされて聴こえてきたものなど、
ライナーノーツやウィキペディアを読みながら聴くと興味深い。

お時間です。

映画「Across the Universe」より
『 Happiness is a Warm Gun』


もしくは、おやすみなさい。

Good Night - The Beatles

2009年9月9日水曜日

全く刺激的な目的性のための1週間。

まいど、くだらないことを話すのですが。

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ

すべては「婚活」のために、
さっきまで、アイロンがけをしながら、
ずっとフランス語を聴き続けていて、
独り言として、出鱈目にまねていた。
フランス人のように。
NHK BS-hi ハイビジョン特集
追憶~ブルゴーニュ 小さな村のがらくた市~
を観ながらのひとコマ。
端から見れば、狂った果実。

↑日曜日のお話。

9月1日に放送された
NHK「 爆笑問題のニッポンの教養」をHD鑑賞。
毎回、大学や研究所の教授などがゲストで
各分野の研究の様子を爆笑問題さんの二人が訪問し、
トークを繰り広げていくのだが、
今回は、「教授」こと、坂本龍一さんがゲスト。
FILE083:「台本のない音楽会」として
坂本さんは、パソコン内にある約1万3000曲の中から、
古楽やアフリカ音楽、アイヌの踊り歌、
また、ASA-CHANG & 巡礼さんの「花」
最近お気に入りとしての相対性理論さん「テレ東」を挙げる。

印象的なのは、
演奏されない4分33秒内に聴こえてくる音も音楽という提示の
ジョン・ケージさん「4’33”」を聴いた時の爆笑問題の2人の反応。
また、太田光さんが挙げた、サザンオールスターズの「彩~Aja~」に対する
坂本さんの「言葉が入ってこない」という反応。
そして、太田さんが挙げた、
作家の向田邦子さんが「水羊羹を食べる時に一番にあう音楽」とした
ミリー・ヴァーノンさんの「Spring is Here」。
こういう音楽の聴き方はとても共感がもてる。
さっそくアルバム「イントロデューシング」をCDで購入。
ロジャース&ハートのスタンダードは、
確かにけだるい暑さの中で、
水羊羹と冷たいお茶をいただきながら聴くのが似合いそう。







9月5日に放送された
NHK 「佐野元春のザ・ソングライターズ」をHD鑑賞。
ゲスト:矢野顕子さんの第1回目
前の松本隆さんの時のように、
この番組は、ポップソングの歌詞は、
現代のポエトリーとして扱われる。
坂本さんの歌もの音楽に対する、
「言葉が入ってこない」という反応とは全く別のスタンス。

矢野さんはカバーが多くて、
その選ぶ基準として、「自分も発する言葉」が
使われている曲を選ぶ話が興味深かった。
傑作アルバム「峠の我が家」の中の
オフコースさんのカバー「夏の終り」は
原曲を歌えなくなるほど素晴らしい。
また、「家」「Home」という言葉が使われていることが多く、
これまた「峠の我が家」の中の「Home Sweet Home」が例にとられ
確立した個人が集まって「家族」であり、
「家」であるという話にも改めて納得。
ちなみに、このアルバムは坂本龍一さんがプロデューサー。
ほんと、いいアルバムです。








坂本龍一さん総合監修の
Commmons:schola コモンズ・スコラ 第3巻
『Debussy』を購入。
毎回テーマのもと、独自のコンセプトで選曲された「音楽の学校(=schola)
いままで「Bach」「Jazz」と発売されてきたが、
なんせ、とにかく高い。8500円(税抜)
でも、一番彼が影響を受けたというドビュッシーさんなんで購入してみた。
ピアノ曲のCDは何枚かあるが、
正直、音楽的知識なんてないので、
ちょっと音楽の幅を拡げていくのにいいきっかけとなるか?

久しぶりに、坂本龍一さん「戦場のメリークリスマス」(1983年)の
サントラのレコードを引っ張り出して聴いてみる。
ジャケットは相変わらず、黄色いシミみたいだが、
聴きながら、いろいろふりかえって
考えごとばかり。







お時間です。

Cypress String Quartet: Debussy Quartet in G



John Cage - 4'33" by David Tudor


矢野顕子:Home Sweet Home

2009年9月4日金曜日

聴いたこともないうたを口ずさもう。

まいど、くだらないことを話すのですが。

婚活地獄

すべては「婚活」のために、
すっかり風は秋色だが、
Oh! Milky-Smile!にはとてもなれそうもなく、
調子が悪く、そして、調子悪くてあたりまえ

先週の土曜深夜映画劇場は
キム・ヨンナムさん監督
ノーボーイズ ノークライ」を鑑賞。
妻夫木聡さんとハ・ジョンウさん主演。
音楽が先日購入し、ここでもご紹介した
砂原良徳さん(元:電気グルーヴ)ということと、
貫地谷しほりさんご出演というのが、鑑賞ポイント。


ハ・ジョンウさんが船の上で寝転がってるところや
妻夫木さんが苛立って自転車を蹴りまくってた
俯瞰で捉えた映像など、いいシーンは多いのだが、
ちょっとダレるところが多くて、
せっかくの日韓のいい男を使った映画なのに少し勿体ない感じ。
カラオケ大会のところとかもう一工夫あるだろに。

貫地谷さんは、不意のリアクション
「えぇ?」を演じさせたら
今のところ、間違いなく日本一の女優だと思う。
それを観れたので、それだけでいい。
っつか、それしかなかった。勿体ない。
彼女にはコメディーを誰か演じさせてあげて欲しい。
小林信彦さんの受け売りだけど。

パンフを久しぶりに購入しなかった映画。
そんなことより、ロケ地が何となく見覚えあると思ったら、
昔住んでた、北の街だった。
あの防波堤で釣りをした、
女の子とドライブした海岸道路。

なに生意気に批評してるんだ。
言葉のリハビリ。

装苑」10月号を購入。
特集:装苑男子
もちろん「装苑男子」みたいに
なろうと思っている訳ではなく、なれるはずもなく、
相変わらず、蒼井優さんの表紙写真に釣られて。
「女優、蒼井優のボーイズスタイル」と題されたページがいい。
ツイードのジャケット姿が印象的。
単純に君のことが好きなのさ。

全くもって購入は出来ないけど、
スタイリストが注目するメンズブランドをながめるのも新鮮。
他の雑誌にも紹介されてた、
「モンクール ガム・ブルー」のジャケットが気になる。
「装苑おじさん」にでもなるか。
臭いけど。

Múmさん「Sing Along To Songs You Don't Know」購入。
アイスランド出身の「哀愁ドリーミーポップバンド」
「トリッキーでポップなエレクトリック音は健在ながらも、
ウクレレやマリンバ、
ピアノといった生楽器音がふんだんにとりいれられ、
男女ボーカルが際立つ今作は、深海、というより、
深い森のなかをファンタジックにさまよっているかのような
叙景詩的サウンドなのだ。」
と、めんどくさいからコピペ編集。

中川翔子さん「心のアンテナ」購入。
作詞:松本隆さん 作曲:細野晴臣さんで、
買わずにいられるか・・・いや、いられない。
ただ、松本&筒美ナンバーの
綺麗ア・ラ・モード」ほどの衝撃はない。
カップリングの松田聖子さんのカバー
硝子のプリズム」(松本&細野)もいいけど、
彼女の歌声は、力が入ってマジメ過ぎる感じがする。
たまに歌っているアニソンのロックっぽい曲の方があってるのかも。
「ガ」の濁音が汚い。
でも、恵まれてるよね。
松本&細野・松本&筒美ナンバーを歌えるんだから。

なに生意気に批評してるんだ。
言葉のリハビリ。

やくしまるえつこさん『おやすみパラドックス
2009年10月21日リリース。
▼「おやすみパラドックス」
作詞:ティカ・α/作曲:近田春夫 PV:冨永昌敬
▼「ジェニーはご機嫌ななめ」
作詞:沖山優司/作曲:近田春夫/編曲:高橋幸宏
と、詳細コピペ編集。
ジェニーはご機嫌ななめ」は
Perfumeさんの新鮮だったカバーに対抗できるのか?
高橋幸宏さんのアレンジが楽しみ。
とても楽しみだけど、もしかして
おじさんたちが捏ねくり回すのは、
彼女の終わりの始まり?
WORLD HAPPINESSの相対性理論を観ておきたかった。

なに生意気に批評してるんだ。
言葉のリハビリ。

こんな文章、
早朝6時から書いている場合じゃないよなぁ。

お時間です。

Múm:Green Grass Of Tunnel

2009年9月2日水曜日

夏休みはもう終わり。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
ずいぶんこのブログもサボった。
とてもゆっくり文章を書く気になれなかったし、
頭もまわらなかった。
道理でしりとりしても、言葉が出てこなかったはずだ。
まぁ、とりあえず再開。

ほんとのことが知りたくて。
という訳じゃないが、
嘘っぱちの中、旅に出る。
「さよなら。」とイルカに手を振るにも、
高速に乗って向かったのは、山岳地帯。
所ジョージさんの「日本ダーツの旅」みたいに、
地図にダーツが当たるくらいじゃないと、
とても向かわない所へ、車を走らせる。

そこは、長野県伊那市高遠町
8月29日・30日と開催されていた、
高遠ブックフェスティバル」に赴く。
といっても、重い腰をあげたのは30日で、
往復400km程の日帰りドライブ。

前から存在が気になっていた
高遠町にあるブックカフェ
本の家」さんが中心となって開催されたフェスティバル。
本にまつわるイベントの他、
地元の方々による農産物の販売や飲食店の出店など、
ブラブラ町を歩きながら楽しめた。
「本の家」さんにて、
中上健次さん・高平哲郎さん・野田英樹さん
有名へ おさわがせメディア論
和田誠さん・安西水丸さん「青豆とうふ」を購入。
古本即売会もあり、ananとかBRUTUS、
STUDIO VOICEの初期のものもあり、
ちょっとグッと来たが、ガマンガマン。











町なかで、長野のナノグラフィカさんが企画発行している
街並み」という写真と地図で
長野をつづった小冊子が売られていて、
そのかわいらしさと、
写真があまりによかったので購入。
2005年創刊で、
毎号長野の町や通りなどテーマにして作られている。

購入したのは、
2006年1月 第6号 「善光寺町(門前の冬)」
2007年6月 第23号 「国道19号線 長野〜松本」
2008年3・4月 第32号 「銭湯」
2008年8月 第36号 「長野から上越の海へ」
写真はもちろん、その手づくり感がとてもよく、
製本屋さんとのやり取りの話が面白かった。
こういう仕事はとても楽しそう。素敵だ。

イベントへ行くと必ず食べたくなる
アジア料理:タイのフォーをいただき、ボケーッとしたり、
日本100名城のひとつ「高遠城」の城址公園をぶらついたりと
有意義かなんだかよく分らない休日。
帰りに伊那市街の怪しいネオン街もぶらつく。

ブログらしく、携帯写真でお楽しみください。
(人物なしですが。)











赤い橋と、坂が印象的な町。








悲しき、顔ハメ。
↓伊那市のキャラクター「イーナちゃん」がお出迎え。
伊那市街の「Y路地」横尾忠則さん&タモリさんのマネ。




お時間です。




YMO:Dolphinicity (Technodon Live '94)
いや、特に。