2009年12月5日土曜日

おやすみ まだ名前のない 無数の想い

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束、
都会は秒刻みの慌ただしさと
来生えつこさんの歌詞を
薬師丸ひろ子さんと来生たかおさんが
歌ったのはずいぶん前、1981年のこと。

田舎、もしくは自分が生活する範囲も
秒刻みの慌ただしさで、
正直仕事なのか、もしくは何かの罰なのか
さっぱり分らなくなる。
落語独演会とデフレ・スパイラルの渦を
生み出している人たちとの
おつきあいはまだまだ続く。

そこから、逃げるように。

イエジー・スコリモフスキさん監督
アンナと過ごした4日間」を鑑賞。
ポーランドのとある田舎町で、
病院の火葬場で働きながら、
年老いた祖母と二人で暮らすレオンの楽しみは、
近くの看護師寮に住むアンナの部屋を毎晩のぞき見ることだった。
なぜ彼はアンナに執着するのか…?
と、ストーリーのほとんどをコピペ編集。
エキセントリックで、かつロマンティックな愛の話。
「キモイ」「変態」という言葉で一掃される愛の表現は
そこには壁が形成されてしまうから、なかなか伝わらないのはやむを得ない。
夢なのか現実なのか、よくわからなくなる編集と、
途中、不意に映る絵画のようなポーランドの風景が美しい。















TRANSIT』発刊第7号
特集:美しき東欧の扉が開く
〜ファンタジーの翼広げて〜
「東欧」と聞くとなぜか何も知らないと思ってしまうけど、
各論、例えば「ハプスブルク家」「コマネチ
「ヨゼフ・チャペック」「フランツ・カフカ」
「ミラン・クンデラ」「フリッツ・ラング」
「クシシュトフ・キェシロフスキ」
「ヤナーチェク」「ルービックキューブ」などを聞くと
思い出したりすることが出てくる。
「アンナと過ごした4日間」にも映る美しい建築と牧歌的雰囲気は、
ないものねだりと表面しか見えてないのは分っているが、
時間の流れが違うようで羨ましい。
秒刻みな生き方が、正しいわけじゃない。

とはいいつつも・・

ロロロ(クチロロ)さん
everyday is a symphony」を購入。
いとうせいこうさんが
新メンバーとして加入したアルバム。
フィールドレコーディング、ヒップホップあり、
バラードありの先週のヤン富田とはちょっと違う、
「音の実験」のポップアルバム。



ラップ/ヒップホップといえば、
何か言いたいことがあるから、
そのスタイルを選んでいるのだと考えているのだが、
(例えば、時代がなんとかとか、母へのリスペクトとかなんとか、
四畳半フォーク的な何か・・・あ、もちろん揶揄ですよ)
ロロロ(クチロロ)さんは一見脈絡もない言葉、
「つぶやき」さえラップになることを思い起こさせる。
「声」というのは、伝えるための大きな要素で、
「00:00:00」は忘れていた「青春歌謡」のようで
壮大でロマンティックなラブソング。か?
でも、なんか甘酸っぱい感じを思い出してしまう歌詞なんだなぁ。
いとうせいこうさんの「ヒップホップの初期衝動」のラップにグッとくる。
自分が滑舌が悪いせいか、憧れか分らないが
無性にラップがしたくなる。Ah Yeah!
または「116(ピンピンロク)で、カローラ、ローラ・・・」。

12/5 代官山UNITで開かれた「everyday is a symphony御披露目会」が
TwitterとUSTREAMでまさにライブ中継され、
今後のメディアの変化を感じ、興奮してTwitterより参加する。

ライブ生中継(45分ころから始まる)
ライブ打ち上げ生中継
Twitter (#kuchiroro)

すごい世の中ですよ。

そう、そこから逃げるように。

お時間です。

ロロロ(クチロロ)/00:00:00 short ver.


ロロロ(クチロロ))/ヒップホップの初期衝動

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