2009年12月26日土曜日

うそつきは女優のはじまり。

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
久しぶりに、カラオケスナックへ行って
趣味のコップや皿など洗い物をしながら聴く、
例えば古都清乃さんの「和歌山ブルース」とか、
川中美幸さんの「豊後水道」を唄う、
諸先輩方のエンターテインメント性と言うか
パフォーマンス能力の高さに、
決して上手いとは言い切れないその歌でも
妙に感動するのは何故だろうか?

教育委員会みたいなところが主宰の
クリスマスコンサート?に誘われ出かける。
ほんと、期待もしてなかったけど
しっとりしたジャズ・アレンジによる
石川さゆりさん「津軽海峡冬景色」や
カーペンターズさん「Yesterday Once More」の
バイオリンソロを聴いたりして、
これまた、妙に感動したりするのは何故だろう?
カーネル・サンダースさんみたいなご老人が、
軽やかなステップを踏みながら、
何の羞恥心も示さず踊り続ける姿に、さらに感動。

あぁ、音楽ってほんと、いいもんですね。

なんて、Twitter以外で
つぶやけるのも久しぶり。
ゆっくりできる時間がうれしい。

今は、自分にとってのゼロ年代とはなんだったのか?
なんてなことを、考えたり考えなかったり。
あ、うそですよ。

都築響一さん編 
Showa Style 再編 建築写真文庫 〈商業施設〉」を購入。
帯には「僕たちのイエスタデイ・ワンス・モア」とあるように、
昭和28年から45年まで17年間出版されていた
全145巻の「建築写真文庫」から再編集された写真集。
遊園地から映画館、喫茶店・レストラン、
バーやキャバレー、ホテルや旅館、病院や美容院など、
昔の建築物やその中に映る、広告物の文字のデザインも
自分の年齢でいえば懐かしさよりも、
目新しさが素敵に感じられ、色が見えるようだ。
(ちょっと、大袈裟だな・・)
しかもこの「建築写真文庫」は北尾春道さんという方が
ひとりで、取材・撮影・編集をしたそうだ。
一見無造作に撮られた、その熱き無名な建築物へのまなざしに
消え行くもののはかなさを感じたり、感じなかったり。
都築さんの解説文が素晴らしい。考えさせられます。


DVD「資生堂のCM vol.2 1978年-1999年」を購入。
1978年から放送開始される
「ザ・ベストテン」と共に歩む
タイアップ音楽と資生堂CMの歴史でもあるし、
1989年に「ベストテン」が終了して、
その他いろんなことが崩壊していき、
女性上位時代と歩む(現在も・・言い過ぎか?)、
資生堂CMの歴史でもある。
もちろん、くっきりと年表のように区分される物ではないので、
たとえば、その「女性上位」の萌芽は、
1983/84年の倍賞美津子さんの
「エリクシール」のCMにも表れているような気がする。なんて。
だから、1990年代は、女の人が「獣」に変わっていくようだ。
「レシェンテ」の牧瀬里穂さんや、りょうさんや、
ウォーウォー五月蝿い、吉田美和さんとか。
今では口紅は「Perfect Rouge」のように
「つかない」のが基本なんだろうか?
その「つかない口紅」が、女性上位への象徴のような気がする。
女性の行動の大胆さ、奔放さを生み、
結果、勝間さんを生むことにみたいな流れというか・・・などなど。
誤解のないように、
もちろん、with L-O-V-E です。
可愛い女性ども、ウェルかめです。

松田久一さん「『嫌消費』世代の研究」を購入。
消費することで、人は生きている。
それをすることは、
暇をつぶしていることに過ぎないのかもしれないし、
それをすることで、
アイデンティティなるものを保っているのだろう。
もちろん、自分もその1人。疑う余地はない。
と、思っていたのだけど、
ところが、そんなふうじゃない若者が増えているという。
収入に見合った消費をして、
「クルマなんて買うなんてバカ」みたいに考えている
「嫌消費世代」いうのがいるらしい。
景気なんて回復はしないと考えているので、
こういう考えの人々が増えていくこの消費社会や、
資本経済とかどうなっていくんだろうと、
これまた考えたフリをする。



そんなことを考えてたクリスマスも終わったが、
今年も山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」も
ワム!さんの「ラスト・クリスマス」や
フィル・スペクターさんや、
ビーチ・ボーイズさんのクリスマスアルバムも
とても素敵に、そして変わらなく美しかった。
そんな音楽があれば、・・・は、いらない。
うそ。
クドいけど、ウェルかめです。

お時間です。

資生堂 ピーチパイ


資生堂 う・ふ・ふ フォギー アンジェラ・ハリーさんが美しい!


資生堂 A面で恋をして


資生堂 アイメイクアップ化粧品 浅野温子さん


資生堂 エリクシール 倍賞美津子さん 音楽:坂本龍一さん?

2009年12月6日日曜日

レディは清潔さがお好き

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
物欲が止まらない、止められない。
どうせ買ってしまうんだからといって、
衝動的に本とかCDを買っている。
最近、コンビニでずっと気になっている
優木まおみさんの見返り姿の表紙の
雑誌にまで手がいきそうで、
あやうく、今日彼女の最近の写真集
GET FREAKY」まで、
撮影が米原康生さんというので買いそうになった。
「エロかしこい」とはなんぞやということと、
彼女のテレビでの扱われ方が
気になってしょうがない。
一時期の若槻千夏さんのようにも思える。
そう、安い!彼女もデフレの原因だ。

堂本剛さんから始まった、
水嶋ヒロさん、山田孝之さんの
ジョニー・デップさんへの道に参加すれば、
少しは無駄な積読はやめられるのだろうか?

そんな、どうでもいいことばかり考えている。

DVD「ウミウシ 海の宝石」を購入。
まったく、どうかしている。
といっても、音楽が先日ここで紹介した
Polaroid Piano」「Tiny Musical」の
Akira Kosemura(小瀬村 晶)さんだからかも知れない。
ウミウシは、北の街に住んでいる時、
金山の島で出逢って絵のモデルになってもらった以来、
お目にかかっていない。
その、まさに色鮮やかで、宝石のような容姿は、
ウットリするような美しさがある。
何を考えてこのような形になるのか、
神様がお創りになったのか、
ほんのDNAの悪戯なのかは分らないが、
アンビエントな音楽と、奄美大島で撮影されたウミウシは
もしかしたら、優木まおみさん以上かもしれない。
まったく、どうかしている。

「美しさ」といえば、トラウマ的に資生堂さんだ。
DVD「資生堂のCM vol.1 1961-1979」を購入。
ずいぶんYou Tubeで昔のCMは観ることができるのだけど、
いよいよまとまって観ることができる。
桜井順さんの音楽にも興味があるし、
若い頃の加賀まりこさんや秋川リサさんも可愛らしいし、
MG5シリーズの団次郎さん、草刈正雄さんも若い。
いろんな美意識の移り変わりを感じることができる。
12/16には、タイアップ音楽全盛期のvol.2が発売される。

東京書籍 出版編集部 編「焼肉手帳」を購入。
牛・豚・馬・鶏・鴨の肉の部位の名前とその写真、
及び食感などが記されている。
例えば、牛の「イチボ」「ヤン」「さがり」とか、
聞いたことも、食べたこともないのものまで載っていて、
名前だけをつなげて、
ヒップホップにしようかと思っている。
「焼肉 de ラップ」。
スーパーか、商店街のお肉売り場に売り込むのだ。
まったく、どうかしている。



お時間です。

資生堂リップステックCM 1962年


資生堂 カーマインローション


資生堂 1973年「春の化粧品デー」

2009年12月5日土曜日

おやすみ まだ名前のない 無数の想い

まいど、くだらないことを話すのですが。

すべては「婚活」のために、
さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束、
都会は秒刻みの慌ただしさと
来生えつこさんの歌詞を
薬師丸ひろ子さんと来生たかおさんが
歌ったのはずいぶん前、1981年のこと。

田舎、もしくは自分が生活する範囲も
秒刻みの慌ただしさで、
正直仕事なのか、もしくは何かの罰なのか
さっぱり分らなくなる。
落語独演会とデフレ・スパイラルの渦を
生み出している人たちとの
おつきあいはまだまだ続く。

そこから、逃げるように。

イエジー・スコリモフスキさん監督
アンナと過ごした4日間」を鑑賞。
ポーランドのとある田舎町で、
病院の火葬場で働きながら、
年老いた祖母と二人で暮らすレオンの楽しみは、
近くの看護師寮に住むアンナの部屋を毎晩のぞき見ることだった。
なぜ彼はアンナに執着するのか…?
と、ストーリーのほとんどをコピペ編集。
エキセントリックで、かつロマンティックな愛の話。
「キモイ」「変態」という言葉で一掃される愛の表現は
そこには壁が形成されてしまうから、なかなか伝わらないのはやむを得ない。
夢なのか現実なのか、よくわからなくなる編集と、
途中、不意に映る絵画のようなポーランドの風景が美しい。















TRANSIT』発刊第7号
特集:美しき東欧の扉が開く
〜ファンタジーの翼広げて〜
「東欧」と聞くとなぜか何も知らないと思ってしまうけど、
各論、例えば「ハプスブルク家」「コマネチ
「ヨゼフ・チャペック」「フランツ・カフカ」
「ミラン・クンデラ」「フリッツ・ラング」
「クシシュトフ・キェシロフスキ」
「ヤナーチェク」「ルービックキューブ」などを聞くと
思い出したりすることが出てくる。
「アンナと過ごした4日間」にも映る美しい建築と牧歌的雰囲気は、
ないものねだりと表面しか見えてないのは分っているが、
時間の流れが違うようで羨ましい。
秒刻みな生き方が、正しいわけじゃない。

とはいいつつも・・

ロロロ(クチロロ)さん
everyday is a symphony」を購入。
いとうせいこうさんが
新メンバーとして加入したアルバム。
フィールドレコーディング、ヒップホップあり、
バラードありの先週のヤン富田とはちょっと違う、
「音の実験」のポップアルバム。



ラップ/ヒップホップといえば、
何か言いたいことがあるから、
そのスタイルを選んでいるのだと考えているのだが、
(例えば、時代がなんとかとか、母へのリスペクトとかなんとか、
四畳半フォーク的な何か・・・あ、もちろん揶揄ですよ)
ロロロ(クチロロ)さんは一見脈絡もない言葉、
「つぶやき」さえラップになることを思い起こさせる。
「声」というのは、伝えるための大きな要素で、
「00:00:00」は忘れていた「青春歌謡」のようで
壮大でロマンティックなラブソング。か?
でも、なんか甘酸っぱい感じを思い出してしまう歌詞なんだなぁ。
いとうせいこうさんの「ヒップホップの初期衝動」のラップにグッとくる。
自分が滑舌が悪いせいか、憧れか分らないが
無性にラップがしたくなる。Ah Yeah!
または「116(ピンピンロク)で、カローラ、ローラ・・・」。

12/5 代官山UNITで開かれた「everyday is a symphony御披露目会」が
TwitterとUSTREAMでまさにライブ中継され、
今後のメディアの変化を感じ、興奮してTwitterより参加する。

ライブ生中継(45分ころから始まる)
ライブ打ち上げ生中継
Twitter (#kuchiroro)

すごい世の中ですよ。

そう、そこから逃げるように。

お時間です。

ロロロ(クチロロ)/00:00:00 short ver.


ロロロ(クチロロ))/ヒップホップの初期衝動