ご無沙汰しております。
2010年Ver.ってことです。
ほんと、もうこのままだと
ここに何も書かなくなっちゃいそうなので、
それはそれで、つまらなく寂しゅうございます。
って声は当然、まったくないけど、
少し愛して、ながーく愛して。
新春恒例の・京都ひとり旅。
恵文社一乗寺店さんでは、
WILLIAM KLEIN 「ROME」
「JAPANGRAPH 暮らしのなかにある47の日本」(七雲)
特集: 01/47 滋賀
すべての写真が、人の息づかいを感じる。
開催中だった、冬の大古本市で、
金井美恵子さん「夜になっても遊びつづけろ」(講談社文庫)
吉田健一さん「甘酸っぱい味」(新潮社)
ところ変わって、ガケ書房さんでは、
「murmur magazine」No.7 (FRAMeWORK)
特集:結婚ってなんだろう
カヒミ・カリィさんの結婚観
「冷えとりガールの怠惰な一日」がかわいい。
「mürren」No.6 2009 December
特集:冬のみどり
針葉樹のみどり。毛玉の深みどり。
いわゆる、「リトルプレス」ものが面白い。
「職人」のような丁寧な作り方は、雑誌に限らず、
製造業におけるこれからのKeywordだろう。
さよなら、デフレ。
その他、紅茶だとか入浴剤とか、乙女心満載なもの購入。






いとうつくし。
高瀬川沿いに歩く。娼婦につきまとわれる。
適当に入ったBARで、
気まずい思いで飲むラム&ソーダ。
新年からテレビで
米朝さんを観ることができる、
そこにある幸せ。
京都市内をぐるっと歩き回る。
ただ歩き回って、10年代をどう過ごすか考える。

「アワーミュージック」購入。
渋谷さんの「ATAK015 for maria」の中の
「sky riders」「our music」「BLUE」を、
相対性理論さんが詞をつけ、バンドアレンジしたり、
渋谷さんのピアノで、やくしまるえつこさんが歌ったりしたもの。
「our music」と砂原良徳さん「TAKE OFF AND LANDING」の中の
「SONY Romantic Electro Wave」って曲がほほ同じメロディなので、
スタンダードナンバーだと思っていた。
渋谷さんの凄さがまだわからない。
あと、相対性理論は10年代をどう過ごすのだろうか?
つまるところcommmonsさん、ご商売がうますぎる。

ー菊地成孔の映画と映画音楽の本ー」購入。
ゴダールさんの映画を見返したくなる程、
(そのタイトルは例えば、「アワーミュージック」)
その視点と言葉使いは面白い。
書き下ろしのイーストウッドさんの
「グラン・トリノ」の批評もうなづける。
しかし、赤い帯にある名前「蓮實重彦」というスミ文字は、
この本の内容以上に強烈だ。

いきなり平手打ちのように、
「狭い心を笑わば笑え 嫌いな物は嫌い」と、
16歳の女の子に言われたら、
どんな顔をして微笑みながら、
溜め息を歩道橋から放り投げ、
その生暖かいCO2と、
やるせない気持ちは3次曲線を描きながら
心の宇宙の藻屑は切り傷のような、飛行機雲。となるのか・・・・
なんて妄想しながら聴く、
キリンジ:堀込高樹さん作詞/作曲の
「プールの青は嘘の青」は、ザ☆アイドル歌謡の顔をした
シティポップスの名曲。
需要はいかほどあるのかは、わからない。
その彼女の答えは、
「明日には、『好き』かも。」
お時間です。
相対性理論+渋谷慶一郎 「our music remodel light remixed by alva noto」
ATAK015 for maria Keiichiro Shibuya
南波志帆「クラスメイト」
William Klein